| 僕は、はじめ菓子職人になろうとしていた。しかし、就職したのがホテルのパン屋。どうしてかといわれると、自分でもどうしてか分からない。きっとそのときは、パン屋に向いていなければ、菓子屋になればいいやと思っていたに違いない。実に単純だ。
ホテルのパンと、町場のパン屋さんとは、スタイルが大きく異なる。今では、町場のパン屋さんも変わってきたが、とにかくホテルのパンは、生地に命をかける。配合もリッチだ。 もちろん、フレンチやイタリアンに使うパンなのだから、食事にあう。(和食でいう御飯の存在) そんなパンを、皆さんの食卓に並べたいという、一種の啓蒙活動的なパン屋を、小さい規模ながら始めた。これからも、僕のパンを求めてきてくださるお客様がいる限り、パンを焼き続けたい。
パン職人 ワカマツダイスケ
|