パンを上手に保存する

 僕たちパン職人は、お客様がどのようにパンを食べてくださっているかとても気になります。ですから、ここで皆さんにパンの賢い保存方法をお教えしたいと思います。

 まず、買ったパンは、なるべく早く、その日のうちに食べるのが一番です。食べない分はすぐに冷凍しましょう。 ただしクロワッサンやデニッシュ類は冷凍には向きません。

 すぐに食べないパンは、一回に食べる大きさに切ってラップで包み、それらをビニール袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。夕方に買ったパンを翌朝に食べる場合でも、一旦冷凍します。冷蔵は、カビを防ぐことは出来ますが、パンを劣化させてしまうので、良い保存方法とはいえません。冷凍でパンは、2週間くらいは保存可能です。

 冷凍したパンを食べるときには、冷凍庫からパンを出してラップをはがし、パン全体を布で来るんで自然解凍させます。パンが劣化して味が落ちない限り、解凍したパンも焼かずにそのまま食べられます。

パンを上手に焼く

 解凍したパンの味が落ちているように感じるときは、温めたトースターで好みの焼き色になるまで焼きます。また、硬くなったフランスパン、ライ麦パンは霧吹きで水分を与え、最初はアルミホイルで包んで焼き、中まで温まったらアルミホイルをはずしてもう一度焼くと皮がパリンとしておいしくなります。アンパンやメロンパンもアルミホイルを軽くかぶせて焼くと、とてもおいしくなります。



2005 ブーランジェ リュネッ ト